Inkdropを正式リリースしてから二ヶ月経ちました。
もうすぐ初期ユーザの試用期間が終わります。初めての売上が立つ瞬間、ドキドキです。
よく使ってくださっているユーザさんには、先行してプロダクトの展望についてメールしました。
ここでは、自分自身がプロダクトづくりを経て成長できた事を書きたいと思います。
タグ: Productivity
ノートアプリ「Inkdrop」のスマホ版を考える
これは拙作のハッカー向けノートアプリ Inkdropに関する記事です。
そろそろスマホ版が欲しい。
寝る前とか出先でアイデアを思いついた時やメモを見返したい時に、やっぱりあると便利ですよね。
というわけで、どうやって作るか検討したいと思います。
ハイブリッドで作ってみる
結論から言うとハイブリッドで組んでみたいと思います。
ハイブリッドとは、Webの技術とネイティブの技術を組み合わせてアプリをつくる方法です。
デスクトップ版InkdropもElectronで作ってあるのでハイブリッドですね。
PivotalTrackerが個人開発の進捗管理に便利
自分はOmniFocusっていうToDo管理ツールで進捗やタスクを管理しています。
でも最近PivotalTrackerが便利で、これに乗り換えてみようかなって思っているので紹介したいと思います。
OmniFocusはタスクを階層構造に整理出来るのが便利で使っています。
「Omni」の名のつく通り、これはToDoアプリとして網羅的に機能を備えています。
しかし、そんなOmniFocusにも実は不満があります。
ノートアプリの適切なビジネスモデルを探る
Inkdropを正式リリースしてからちょうど1ヶ月が経った。
成果としては、正直言ってイマイチだ。プライベートβがHacker Newsでバズっただけに、想像してたのとは違う状況なのが実際のところ。マネタイズはやっぱり簡単では無い。しかしながらとても沢山の意見をもらえた。これは大きな収穫だと思う。
振り返ってみて、これからの戦略を検討する。
過去の関連記事はこちら:
「WakaTime」でコーディング作業時間を可視化しよう
プログラマーの人に便利なツールを紹介します。
毎日のコーディング作業、実際どれぐらいの時間やったかなんてあやふやですよね?
ミーティングの時間や休憩時間、ちょっとダラダラしてしまった時間などを差し引いて記録するのは結構大変です。
でもWakaTimeなら、自動で作業時間を記録してくれるのです!
しかも、エディタや言語やプロジェクト別の内訳も分かっちゃいます。
僕はこのWakaTimeをもう数ヶ月使っていますが、たまーに見て「あーがんばってるな」とか自己満足しています。笑
こちらが僕の直近1週間のデータです。
ハッカー向けノートアプリ「Inkdrop」をリリースしました
兼ねてから作っていたノートアプリを公式リリースしました!
プライベートベータ期間中テストにご協力いただいたみなさまに、この場を借りてお礼を申し上げます。
みなさんのご協力のおかげてここまでのクオリティに仕上げることが出来ましたm(_ _)m
Inkdropとは?
InkdropはmacOS、Windows、Linuxで動くノートアプリです。
主にプログラマーやデザイナーなど、デジタルな創作活動を行う個人向けに作りました。
日々の作業記録や議事録、コードスニペットからブログの下書きまで、技術的な事柄を構文ハイライト対応のMarkdownで快適に書けるようにデザインされたアプリです。
美しいUIテーマ、素早いデータ同期、拡張可能なプラグイン機構を備えています。
※ 現在は英語版のみです。しばらくはローカライズ版を出す予定はありません。
なぜ作ろうと思ったの?
僕は毎日の仕事について技術的な事を含めて手軽にメモが取れるアプリを一年以上探していて、様々なアプリを試しました。
しかしながら、気に入るモノはとうとう見つけられませんでした。
例えばWiki系サービスはブラウザの他のタブに埋もれて行方不明になるし、オフラインでは使えません。
Dropboxなどを使った同期方法は遅すぎて待ちきれないし、CPUをやたら消費します。
他には、機能が足りない、あるいは多機能すぎて逆に不便、デザインがゴテゴテしすぎていて手に馴染まない、などです。
ここで挙げたのは「好み」の問題で意見の別れるところですが、自分にとっては大事なポイントでした。
待っていても出てこなさそうだなと思ったので、作ることにしました。
つまりそれはシンプルで、美しいUIで、Markdownで書ければよくて、PC間ですばやく同期されて、オフラインでも使えるものです。
ぜひお試しを
60日間のフリートライアル付きです。
- Inkdrop
- https://www.inkdrop.info/
- 月額 $4.99 または 年額 $49.90
アプリのテストなんか書かなくていい
個人でスマホアプリやウェブサービス(以下、アプリ)を作っている人でテストを書いている人がいたら、いますぐやめたほうがいい。時間の無駄だからだ。
自分はほとんどテストを書かない。
細かい動作テストはユーザがしてくれる。
出すことが大事
不具合を恐れるあまりテストに時間を割くのは愚かだ。
自動テストを組むのには相応のコストがかかる。
限られた貴重な時間をテストに使う理由はほとんど無い。
そんなことよりさっさとリリースしてユーザに触ってもらって意見を聞いたほうがずっと有益だ。