有料プロダクトを作って変わった事

Inkdropを正式リリースしてから二ヶ月経ちました。
もうすぐ初期ユーザの試用期間が終わります。初めての売上が立つ瞬間、ドキドキです。
よく使ってくださっているユーザさんには、先行してプロダクトの展望についてメールしました。
ここでは、自分自身がプロダクトづくりを経て成長できた事を書きたいと思います。

自分を強く信じられるようになった

いろいろ批判をもらって一時期ヒヨったりもしましたが、今は持ち直しました。
批判を受けて行動が揺らいでしまうのは、自分の中に確固たる信念が無いからです。
自分が提供している価値を信じていなければ、全てが議論の対象になってしまいます。
批判で心が折れそうになったら、この言葉を思い出すことにしました:

If you try to please everyone, you won’t please anyone
(全ての人を満足させようとすれば、誰も満足させられないだろう)
Getting Real

自分の信念とは、自分の欲しいものを作るという事です。
Inkdropは、Markdownの可能性を最大限に引き出してユーザの生産性を手助けすることがミッションです。

これにそぐわない意見は全て切り捨てる。
そのための勇気を、この二ヶ月で得た気がします。

やりたいことを我慢しなくなった

プロダクトづくりとは直接関係ない事かもしれませんが、個人的にここ数年我慢していた絵や音楽の制作を再開しました。
ずっとプログラミングばかりしていると視野狭窄して、心も体も何か廃れていく感覚を覚えたからです。
運動も全然していなかったけど、今は週2でプールに通っています。

まず運動によって気持ちのテンションが底上げされました。心が明るいことはとても大事です。
そして絵を描いたり音楽を奏でることで、かなりストレスが軽減されました。
感覚が研ぎ澄まされて、見聞きしたものから得られる情報量が増えた気がします。
アートはやはり自分にとってライフワークであることを再確認しました。
ぼちぼち作品も公開していきたい

アート活動はプロダクトづくりにも繋げられる可能性があります。
例えば、マスコットキャラクターを作ってみたり、テーマ曲を作ってPVに利用したり。
アプリの活用シーンを絵で表現するのは、結構楽しそうです。
そういう事をやってるサービスは希少なので、個性を発揮できます。

楽しんで、やり切る

アプリはまだまだ発展途上です。できることはまだ山積みです。
クオリティにとにかく拘り、それをやり切る。
価値を認めてもらうのではなく、認めさせるようなものを作る。

その長くも険しい旅を、楽しまない手はありません。
そのためには、自分の中の素質をプロダクトに繋げてしまう事が効果的です。
Steve Jobsも点を繋げろって言ってましたね。
つなげ方は簡単です。自分が楽しいことをやればいいだけです。

どんどんやっていきましょう。

投稿者:

Takuya

Digital crafts(man|dog). Love photography. Always making otherwise sleeping. born in 1984.

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