話題

もうその話題の多さというか引き出しの多さに感服してしまうくらい豊富に持ち出しては話す子がいる。
そいつがその場に於いて沈黙が起きたというのを見た事が無い、そしてその話を聞く相手はいつも楽しそう。
俺は興味が合うだとか共通の境遇や趣味などが無いと話題を振るのが苦手で、というか話題を探す時はいつもそういう所から探るのに一貫していたんやけど、ところが彼はそういう垣根をぶっ越えて、見事に相手の興味を引きそうな話題を提供してくるのだ。
それは例え興味などが合わない相手でも理解できる話題で、例えば漫画だとか幽霊だとかタバコだの旅行だの、その人に口当たりの良い話題を取捨選択して振る。
どんなに共通点の少ない人とでも楽しく喋れるというのは立派な能力だと思うし、その場を楽しく過ごせるというのは素敵な事だと思う。
何より彼が素晴らしいのは、人にちゃんと敬意を払っている所だと思う。
キャラだのノリだのを重視して相手によって接し方を変えるような事はせず、平等に皆に接するところがとっても素敵。
きっと人と接する事が好きなんだと思う。
なるほど俺もちょっとは見習いたいものだ。
バイトでは暇になった時などに沈黙すると非常に気まずかったりするんやけど、いつも俺は話題に困る。
何でもとりとめの無い事でいいから喋ればいいのは分かってるんやけど、どうも出てくるのは自分の趣味の話とか、人を選ぶような話題しか中々出てこない。
わざわざそんなに苦労して話題を搾り出して喋ろうとするのも馬鹿らしいような気もしてくるが、でも人と話すのは楽しい事やし、共通点が少ないと思っていてもやっぱりそこが面白い点でもある。
その人に興味を持って接すればいいのかな。
昔はそういうの得意だった気がするんやけど・・笑
いつから苦手になったのかなぁ。

写真

大学の先輩に一眼レフカメラ(30万!)をちょっと貸してもらって研究室内で撮ってみた(゚∀゚
いや?やっぱマニュアルフォーカスは面白い!
絞りとかシャッタースピードとかを変えて明度を調節したり、絞りを変えれば被写体深度が変わるのとか、かなり工夫のし甲斐があって楽しい。
これは欲しくなってしまうわ。中古で安くて良いの無いかな。
まぁつい昨日お出かけ用カバンを買ってしまって今月は既にピンチなのだけども。
ちょっとお金貯めて買いたいなぁ。

で自分の持ってる安いデジカメで真似事を試みてみたが、ISO感度を上げると明るくはなるのだけどどうにもノイズが目立ってくる。
ここらへんが安物といいカメラとの違いなのかもしれない。
露出を最大にしてISOを最低にしてみたが特に遠近感が深まる変化はそんなに無く、どちらかというと濃淡が深くなった。

で、これに一眼のクオリティを求めるのは間違いだと思い、シャッタースピードを長くして遊んだらこんな写真が撮れた。

あぁ、もう趣旨とずれてる笑
写真はやっぱ面白いなと思った日だった。

写真の話題と言えば昨日、アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー映画を見てきた。
なんか非常にタイムリーだ。
映画の出来としては極普通、インタビューやら過去の映像やらを混ぜたなんの変哲も無いドキュメンタリー。
でも彼女の写真との出会いや向き合う姿勢、人生の一瞬を永遠に変えるという道具を仕事としてこなす様を追って見れた。
何よりジョンレノンとオノヨーコの写真が衝撃的で、これが映画に行くきっかけになったのやけど、人物から滲み出る人間性とか人生だのを上手く引き立ててかつ衝撃的に飾って見せることに於ける天才やと思った。
人のオーラや雰囲気が波だとしたら、カメラはそれの増幅器、視覚化する手段として捉えることが出来るかもしれない。
俺はどちらかと言うとそういう見方やったけど、彼女はあくまでその人のそのままを、一瞬をメモを取るかのように撮る。
何より写真を撮って自分で感動できるというのが素敵で素晴らしい事だ。
そんな彼女みたいに楽しく写真を撮れればいいなと思う。

Plagger

なんか前々から知ってたけど、Perlで動くらしいということも存じてはいたけど、そのPerlという事がなぜか自分に合わないと勝手に決め付けているもんだから、ずっと手を出さないでいた。
なんだか便利そうで、そもそもどういう原理で動いているのかが気になる。
例えば収集→加工→出力の流れはもう痛いほど分かった、でその矢印の部分はどういうフローなんだ?
そこはやはり定型化されているのだろうけど、固定なのか、可変なのか、どういうメタデータになるのかがとっても疑問。
まぁここにこんな事書くよりも実際に覗けばいいじゃんって話なんやけど、これまたPerlなんで俺Perl苦手なんでとっても億劫。うう。
でもPerlに触るいい機会になりそうやし、その仕組みのノウハウを是非とも知りたいので明日にでもいじって遊んでみようと思います。

ああ、Linuxパソコンが欲しい。切り替えるの面倒くさい。このへっぽこノートPCのW2Kを消してDebianでも入れようかなぁ。
でもそれはちょっと不便になりそうで怖い。
そういえば遺物がかった更に古いノートPCもあるんだった。あれに入れたら面白いことになりそう(笑)

レジ

眠くならんくて、甘くなくて、あったかい飲物・・?
俺はその条件をSELECT構文で脳内SQLにクエリすると、その結果として自信無さげにホットティーと呼ばれる紅茶が返ってきた。俺はそれを勧めた。
でも紅茶にはカフェイン入ってるよ、え、そうなんですか。
俺は紅茶を飲まないのでその辺の知識が全く無くて初めて知った。
で結局客が求める飲物はこの店には用意されていなかったようで、仕方無しにホットティーを頼んだ。

まぁ大体そういう抽象的な質問を投げかけてくる客ってのは往々にして喋るのが好きで、もうこちらにとって興味のあるか無いか吟味の余地を与えないぐらい一方的に語り掛けたりする。

レシートはご入用ですかと訊いたらば、いるいる、これはこの時間にこの店に居た証拠になるからな、となんでそんな証明が必要なのか甚だ疑問で仕方無かったが客はそう思う事を期待していたかのように続け、うちは夫が死んでん、と突然身の回りの話へと飛び、そうなんですか、おじいさんも死んでな、家で一人暮らししてんねん、へぇ大変ですね、で裁判で弁護士にこれ見せたらな、便利やろ、なるほど確かにそうですね。

一体何で裁判が起こるのか分からんけど、とにかくこの人は寂しくて、誰かととにかく喋りたいんやと思った。
そこにいつも居た人がいなくなる、人との繋がりなんて容易に絶たれる。
なんとなくやけどその人の気持ちが分かってちょっとだけ胸が痛くなった。

で、なんとも心から笑えない哀愁に満ちた笑顔を作るもんだから、俺は出来るだけ楽しそうに笑い、ゆっくりして行って下さいと告げ、慎重にその紅茶の乗ったトレイを持ってゆっくりとテーブルへ向かう背中を見送った。

落差

化粧に三時間もかけたと言う子がいる。
そんなことしたら朝が昼に、昼が夕方になってしまうやないかと内心思ったが、なるほどその出来栄えは一片の隙も無いくらいだった。
でもよく見るとそのパーツの各々、たゆんだ目、盛り上がった頬、なだらかに傾いた眉はその完璧な化粧とは裏腹にとても柔らかい表情を作り出している。
性格ものほほんとしたもんで、この組み合わせがきっと彼女の魅力なのかなぁと感じた。
人にはそれぞれ重きを置くものが違って、彼女にはきっとその化粧が楽しくって仕方が無いんやろう。
と意味ありげに書いてみたけど要は、死神リューク風に言うと
「人って面白っ」
だ。ほんま。

最近更新してないのだけど、絵は描いていたりする。
なんか載せる気があんまし起きない。
本当の意味で自分の為の絵になっている。
誰かに認められたいとかそんな下らない欲求がどっかに行ってしまったかのようだ。
でも人に見せたいという欲求が消えたわけじゃないんだけどね。
描きたいテーマも沢山あるんだけど、描く時間を作れないでいる。
院が始まるまでのこの一ヶ月間、一体何をしたらいいのか戸惑ってる。
戸惑いながらも、ゆっくり考え事をしたり唄ってみたりと、相も変わらずマイペースに過ごしてる。
きっとそんな感じでいいのだろう。

絵にしてもなんか目標を作った方がいいかなぁ。
だらだら描くのもまた一興やが。
んで溜まったらドバっと放出!みたいな。それいいかもね。
コンセプトに則ってね。
何かに追われるように描くよりいい。
期待もされず、切迫無く自由にやれるなんて最高じゃないか。

なんか音楽とかプログラムとか、色々手を広げすぎて自分が追いついてないや。
でもどれも大好きだからやめらんない。
一生やってたい。

バイトで外国人のお客さんにちゃんと英語で接客したい。
今んとこ
Do you have a seat?
しか言えてない笑
それ以外は思いつくけど通じるか自信なくて言えないんだよなぁ。勿体無い。
Please take a seat before you order.
Please forward there to pay.
We take an order pastas or deserts here.
とか。んーむ

雑記

とりとめもなく書く。

この前研究室で飲んでて、そこで俺に一年間担当してくれた教授と色々と話が出来た。
その教授は俺がこれから行く院の出身で、色々と詳しいのだ。
この大学院は入る前に研究室を指定するのではなく、入ってから研究室を選べるシステムだ。
だから入ってからしばらくは色々研究室を物色でき、自分に合う研究室と教授を選ぶことが出来る。

俺はその教授と色々話してて、自分がこれからしたいこととか、それを研究としてするにはどういう問題点があるのかなど色々と聞いてもらった。
そしてお勧めの研究室とそうでない研究室についても教えてもらった。
まず研究室によっては仕事をさせられる所があるということだ。それに関してはお金ももらえるとのこと。
でもお金がもらえるからといって研究にならないようなことをする為に院に行く訳じゃないからそれは勘弁だ。
まぁバイト出来ないくらい一年の春は授業で忙しいとは聞いたけどね。これは本当恐ろしい。
半年で授業を全部終わらすと云うのだから。そして残りの一年半を研究に注ぎ込むらしい。
それは嬉しいんだが、その半年間俺の自由時間はどうなるのか不安だ。
梅田で今のバイトを続けたいと言ったらちょっと厳しそうな感じだった。うぁー
あの院は女の子ほぼ居ないんだよね。
ほぼ男子校に行くわけだから、ちょっとそれはキツいんだよ。
だから今のバイトは懐だけでなく、すっごい心の癒しにもになるワケだよ。笑
出来たら続けたいなぁ。ってか辞めてまた探すの無理やろ。こんな奴雇うかよ。

そして研究をどうやって進めるかだ。
去年学部でやった研究の続きをしたいと望んでるわけだが、それを単純に続けるだけでは、ただ単に作りましたってだけになって研究にならない。
それを作ってどう幸せになりましたっていう成果を挙げないといけないし卒業できない。
卒業が目的じゃないからそれは置いといて、研究として成り立たないのはちょっと問題だ。
しかもだ。
学部では出来たタッグを組むということが院になると出来ないのだ。
厳密には出来るが、タッグするとその人数分だけ論文を書かないといけなくなるのだ!
それはキツい。
一つで精一杯なのに、何本も書ける程内容の濃い研究なんてこんな小生には無理ですよ。
そこで一年の間にやりたいことの下準備をしといて、二年になって一年の奴を誘ってタグを組むとか、
俺の大学と協力してやるとかの代替策を色々提案してもらった。
なるほど、そんなことも出来るのね。
そういや教授はまだこの大学にいるんやし、それにあやかって協力するなんてことが可能なのか。すごい。
しかしそうなるとコーディングを学部生に任せることになるんやが、それはちょっと難しい気がする。
俺と相方が去年作ったコードは正直言って複雑で、それを理解し先を組めるスキルなんてある奴、この大学にそういないと思う。
俺が相方と出会えたのはほぼ奇跡に近い。俺の代にはそんな奴探したけど居なかったし(留年した)。
だから提携してやるのは難しいと思う。乗ってくれる奴がまずいないだろう。
となると希望は俺が二年になった時に一年とタッグを組むのが一番良さそうだ。
この大学院はモチベの高い奴がわんさかいるし、一人くらい興味を示してくれる奴はいるだろう。
それか最終的には研究内容を変えるかどうかだ。
でも俺の夢はアレを完成させて公開して普及させることだからなぁ。んーむ。
まぁそれを実現するために解決することが必要な項目がいくつかあって、それをどうにかせんといかんのやけどね。
ってかそれ研究になるやん。
あ。
それいいかもね。
まぁまた教授と話してみるか。