Inkdropを正式リリースしてから二ヶ月経ちました。
もうすぐ初期ユーザの試用期間が終わります。初めての売上が立つ瞬間、ドキドキです。
よく使ってくださっているユーザさんには、先行してプロダクトの展望についてメールしました。
ここでは、自分自身がプロダクトづくりを経て成長できた事を書きたいと思います。
カテゴリー: Diary
ノートアプリの適切なビジネスモデルを探る
Inkdropを正式リリースしてからちょうど1ヶ月が経った。
成果としては、正直言ってイマイチだ。プライベートβがHacker Newsでバズっただけに、想像してたのとは違う状況なのが実際のところ。マネタイズはやっぱり簡単では無い。しかしながらとても沢山の意見をもらえた。これは大きな収穫だと思う。
振り返ってみて、これからの戦略を検討する。
過去の関連記事はこちら:
自分の中の「真ん中」を見つける。
ここ数年は絵や写真を全くやっていなかったので、自分の中の感情的な面をほとんど使っていなかった。アプリ作りに没頭していたからだ。
でもプログラミングばかりの生活は視野狭窄を招くし、やりたいことを我慢するのは精神衛生上よくない。
ふと、このまま俺はプログラミングばかりして死ぬのかと思うと何だかやるせなくなる自分がいることに気付いた。
だから、出来るだけ我慢しないことにした。
事故に遭う夢が仮想現実世界だった
夢を見た。
事故に遭う夢。
気付いたらトラックの積荷の下敷きになっていた。自分のことより他のやつは大丈夫かなと心配してた。
なぜかそこから場面は変わって、旅館みたいなところで働いていた。警備員が30人ぐらいいた。多すぎだろ。
体がすごくだるいなぁと思いながら働く。というかちょっと痛い。
そして「本体」の容態が心配になる。今の意識はどうやら事故に遭った体とは別のものにいるらしい。
夜になって本体の様子が気になって、ついに親に打ち明けにいく。
もうすぐ還暦だというのにオトンはなぜかファミマで働いていて、携帯で呼び出して報告した。
新聞に自分のことらしき事故の記事が出ているのを発見する。
どうやら生きてるけど重症かも。
手が動かなくなる後遺症が残るかもしれない。でも幸せに生きていけるだろうか?
不安を抱えて答えは出ないまま、夢から覚めた。
人物画が上手くなりたい
自分はもともとゲームが作りたくて小学生の頃から絵を描いていて、中学からプログラミングや作曲を始めた。
でも上手く仲間が集まらなかったりして仕方なくゲーム制作を諦めたんだけど、せっかく練習した絵やプログラミングの技術を個別に切り出しているのが今の活動形態だ。
絵の過去作品はこちらから見れます: http://illust.odoruinu.net/
ここ数年はプログラミングばっかでほとんど絵がかけていなくてムズムズしている。
めっちゃ安くしろって言われてる
これは拙作のプログラマー向けノートアプリ「Inkdrop」に関する日記。
今日もメッセージが来た。
「このアプリ超いいね!でも高いよ!まじhard to swallow!」って。
こういうコメントがよく来る。
つい先日なぜInkdropはEvernoteより値段が高いのかという記事を書いたし、かなり意志は固いんだけどな。
でも戦略を間違えている可能性はありうる。
周りからの意見でもよく言われるのが、これ企業向けじゃね?というもの。
Seems like since this project is directed toward companies or enterprise there should be separate pricing for companies
とか言われちゃうし。妥当というか、説得力のある意見ではある。
esa.ioは月500円でInkdropと同等の価格だが、チームユースを主眼に置いているから受け入れられているのかもしれない。
チーム向けなら、独自Cloud syncの導入意義も色濃くなる。
Enterprise planとしてカスタマイズを受け付けるのもよく見かける。
SlackのカジュアルさとWikiの知見集約性を兼ね備えたチームワーク支援のコンセプトとか、新しいし結構面白そうだ。
技術的にも別に難しくない。
俺はDropbox同期対応がため息が出るほどやりたくないんだが、大勢の人はそれがいいという意見も耳にタコが出来るほど聞かされた。
For me as a dev all i’d really care about is that I have access to my personal notes
うん。「買い切り形式+Private Cloud対応」がお望みだということは良く分かりました。
別に技術的に難しい話ではない。
いろいろ迷うところはあるけど、まだしばらくはやりたいことがあるのでこれらの意見は一旦保留にする。
まだ全然自分の満足いく出来に達していないからだ。
でも、これだけしつこいほど意見がくるって事も、ありがたいことだし期待のあらわれだと思うので、真摯に受け止めるつもりだ。
逆に言えば今使い続けてくれているユーザは超スーパー優良ユーザってことだ。我が子のごとく大事にしなければならない。
外国人は思ったことを率直にズバズバ言ってくれるから嬉しい。俺はそういうの大好きだ。
まぁ、自分の決断に後悔さえしなければ、それでいいんだよ。
バンドの課題曲
次のスタジオでやる:
DAN – Native Dancer (ドラムで)
きのこ帝国 – 東京 (ギターボーカルで)
NUMBERFIRL – INUZINI (ドラムで)
「やっぱりロックンロールやね〜」