バレリーナを描けるなんて滅多にない機会だったので楽しかった。
前回に引き続きiPad Pro + Apple Pencilで参加するのは二回目。
男女二人がモデルで、1ポーズ5分。
制限時間が厳しくて、ほとんど満足に描けなかったのがくやしい。
模様を描くのが好きなので、つい衣装を丁寧に描きたくなった。
ムダのない筋肉が美しかった。その流線形をもっと綺麗に描けるようになりたい。
タグ: Art
自分の中の「真ん中」を見つける。
ここ数年は絵や写真を全くやっていなかったので、自分の中の感情的な面をほとんど使っていなかった。アプリ作りに没頭していたからだ。
でもプログラミングばかりの生活は視野狭窄を招くし、やりたいことを我慢するのは精神衛生上よくない。
ふと、このまま俺はプログラミングばかりして死ぬのかと思うと何だかやるせなくなる自分がいることに気付いた。
だから、出来るだけ我慢しないことにした。
表現力のアク取りの必要性について
昨日に引き続きかなり個人的な内容。
例えば音楽なり絵画なり写真なりアプリなり、何かを作ることはジャンル問わず自己表現だ。
全ての人間はビギナーからスタートする。
そしてやっている内に何らかのコツを掴む。
コツを掴むと、その途端に視界がなんか開けた感じを覚えて、見えなかったものが見える。いわゆる「目が肥える」というヤツだ。
目が肥えてくると、今まで到底手の届きそうになかった所に届きそうな気分になる。
極端に言えば「オレ、天才じゃね?」って思う。
これは能力を伴わない自信で、心理学的にはダニング=クルーガー効果と言うらしい。
カメラを持つと見える世界が変わる現象について
道端を歩いてる時、暇なのでたまにいろいろ妄想するんですよ。
この木が100年後どうなってるだろうとか、葉っぱが桜吹雪のように散ったらどうなるだろうとか、今この瞬間大洪水が起こって肩まで水が押し寄せたらどんな光景だろうとか。
よく絵を描いていた時期は特に頻繁にやってました。
こういう事をしてるからか否かは分からないですが、カメラを持つと見える世界がなんとなく変わるんですよね。
視界の粒度が上がるというか、知覚のモード(パーセプション)が切り替わる感じ。
これってみなさんはどうなんでしょうか。
MEDIA AMBITION TOKYO 2014に行って来た
お目当ては高木正勝さんの映像作品。
期待通り、凄すぎて感動した。。泣きそうになった。。
彼のGirlsという映像作品はiTunes Storeで思わず購入したほど好きだ。
動く絵画のような作風は、多大なインスピレーションを与えてくれる。
アーティストとは逆関数なのだと思う。
人は世界を観測する多数のチャネルを持っていて、得られた情報に反応しているだけ、と捉えられる。
制御工学の言葉を借りれば、伝達関数だ。
チャネルは人それぞれ違うから、いろんな感じ方・見方が生まれる。
そしてアーティストは、その感じた事や解釈した事を再現する逆関数を持ち合わせている。
すごい逆関数を持っている人は、情報の再現度が高い。
再現度が高いから、伝わる。
その伝わる情報量が、凄まじい。
いい写真家は、見る人をまるでその場にいるかのように感じさせられるように。
「その場にいる感覚」という情報を伝える逆関数の性能が高いのだ。
アーティストの圧倒的な情報再現力を見ると、アートの可能性を感じずにはいられない。
アートって、究極的には「世界と一つになる事」だと思う。
極限まで高められた再現力は、いち感情のみならず精神をも伝えられる。
そんな人が二人並んだら、彼らは互いの肉体を超越して一つになれるだろう。
残念ながら俺はショボい逆関数しか持ち合わせてないが、伝えようとする姿勢だけは保ちたいものだ。
超キレイ!低気温で凍ったシャボン玉
低気温でシャボン玉を飛ばすと凍るそうです。
日の出とともに徐々に溶け行く様子は、刹那の美しさを感じさせてくれますね!
時間と場所を超えてピアノセッションするMirrorFugueが凄い
MITメディアラボのXiao Xiaoという研究グループが作ったピアノのインスタレーション「MirrorFugue」。
過去に、別の場所で行われた演奏が、MirrorFugue上で再生されるんですが、その方法が斬新!
ピアノの前面と鍵盤にプロジェクションマッピングされて、演奏者の顔と指の動き、更には鍵盤も再現されます。
その再生中のピアノの演奏に別の人が加わる事で、時間と場所を超えてコラボレーションする、というコンセプトの作品。
MirrorFugue: Conversations with my Reflection from Xiao Xiao on Vimeo.
坂本教授も面白そうに演奏しています。笑
Ryuichi Sakamoto improvising to Satie on MirrorFugue from Xiao Xiao on Vimeo.