Twitter生き残りをかけたマネタイズ案を考えてみる

Twitterの身売り計画が頓挫してしまいましたね。
ジャック・ドーシーはこれで新機能の開発に集中できるって言ってましたけど、雲行きが怪しすぎます。
Twitterは黎明期から使っている大好きなサービスの一つだし、なんとか生き延びてもらいたい。
だからちょっとマネタイズ案を考えてみました。経営陣に届くことは無い気がするけど笑
頭の体操ということで。

タイムラインをこれ以上いじるな

Twitterは友達と交流する使い方ももちろん楽しいけど、醍醐味といえば発信した情報が広く拡散する事だと思います。
芸能人とまでは行かないまでも、影響力を持っている人は無数にいます。
漫画家、絵描き、歌い手、コスプレイヤー、ミュージシャン、写真家などでフォロワーが数万人いる人はざらにいます。

Twitterはもうタイムラインをいじるのをやめるべきです。Facebookの真似事はこれ以上いりません。
そして、こういうクリエイティブな人たちを支援する機能を開発するべきです。
タイムラインをこれ以上いじったところで経営が持ち直すほど広告の売上げが増えるとはとても思えないからです。

影響力をお金に変えるモデル

Twitterは広告モデルを採用していますが、これは「お金で影響力を買う」機能と言えます。
しかし既に多くのフォロワーを抱えるクリエイターには不要な機能です。
必要なのはむしろ逆で、「影響力をお金に変える」機能です。
クリエイターの人々はどうやったらお金を稼げるのか、いつも悩んでいるからです。

AppleのApp Storeが成功しているのは、それがお金になるからです。
iPhoneというOSにアプリを簡単に購入できる仕組みを「統合」したことが大きな功績なのです。
同様に、Twitterというメディアにコンテンツを簡単に購入できる仕組みを統合すればよいのではないでしょうか。

有料チャンネル機能

例えば、お金を払わないとフォローできず、ツイートを閲覧できないようなアカウントを作る機能はどうでしょうか。
これはいわゆるメルマガとかニコニコ動画のブロマガみたいなサービスと似ています。
違いは前述の通り、普段見ている「Twitter」というメディアに有料コンテンツがシームレスに繋がっていることです。

用途としては、芸能人のファンクラブ的な使い方とか、アーティストの製作過程をチラ見せとかが考えられます。
あるいはそこにリプを送れば本人から返事がもらいやすいとか、有料ファン限定の放送をそこで告知するなど。

有料ツイート機能

前述の有料チャンネル機能と似てますが、こちらはツイート単体に対して課金をするモデルです。
https://note.mu/ みたいに、続きを見るにはお金を払ってね、というようなモデルと似ています。

アイドルなら握手券を販売したりとか、先行チケットを販売したりとかに使えそうです。あるいは漫画の続きを販売するなど。
Gumroadを使えば同じことは既に出来ますが、やはりプラットフォームに統合していることに意味があると思います。

余白を提供して欲しい

Twitterはその歴史をたどれば、ユーザが新しい使い方を生み出してきました。
リプライも、ハッシュタグも、ユーザが発明しました。
今の公式Twitterクライアントはもともとサードパーティ製アプリでした。

Twitterの仕事は全く新しい機能を発明することではなく、新しい使い方が出来る余白を提供することです。
あとはユーザがよしなにやってくれます。
facebookやSnapchatを追いかける必要は全くありません。

初心に帰って、自分を貫いて欲しいです。

投稿者:

Takuya

Digital crafts(man|dog). Love photography. Always making otherwise sleeping. born in 1984.

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