踊る犬.netブログ (旧)

ポモドーロテクニックにハマった

フリーランスやってると定時も無いしダラダラ仕事をやってしまいがち。
一日の終わり、何かやり残した感があって悶々として眠れないこともしばしば。
もっとメリハリを付けて一日を充実させたい。
ポモドーロテクニックを導入してから仕事の効率や充実感が結構増したので、紹介したい。

時間制限は効果が大きい

人間は時間制限を与えられると作業効率が上がる。
経験則的にも科学的にも広く認知されている。
ではその理由はなにか、ちょっと説明してみる。

充実感が高まる

実は定時を設けることは時間制約を設ける意味をもつのでいいことなのだ。
「今日は何時までに◯◯を終わらせるぞ!」と始業前に宣言すれば、終わった時の達成感も向上する。
時間内に終わらせられたという達成感は、脳内報酬物質のドーパミンが分泌される。
それによってやる気が高まるし、強化学習につながる。

自分の作業スピードを理解できる

例えば学校のテストって上手く出来ていて、問題全てが制限時間内に終わるか終わらないかの丁度いい難易度と量に調整されている。
これは先生が生徒の解けるスピードを把握しているから出来る。
自分に時間制約を課すことによって、この作業スピードを自分で把握する事ができる。
スピードが把握できると、今からやる作業がどのくらいかかりそうか見積もりやすくなる。
見通しが立つことで、まわりとの連携が取りやすくなるしペース配分も出来る。

優先度を付けられる

だらだらとYouTubeを見てしまったりSNSを眺めたりして、気づいたら1時間が経過していることは誰しもが一度はやったことのある失敗だと思う。
時間制約によって「そんなことより◯◯をやらなければ!」という意識が湧くので、無駄な行動が自然と減る。

マーク・ザッカーバーグが言った「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉がある。
これは、仕事なんて無限にあるんだから、瑣末なことは切り捨てて大事なことを終わらせろという意味。
時間制約は、この瑣末なことを切り捨てる判断力をもたらす。

25分集中・5分休憩

ポモドーロテクニックは、この時間制限を小刻みに設ける方法論のこと。
25分集中・5分休憩を繰り返す。その際に以下のことをやる:

これだけ。
やったことの無い人は、騙されたと思ってやってみて欲しい!

おすすめポモドーロアプリ

Mac版は「Pomodoro One」を今のところ使っている。無料。シンプルで使いやすい。

iOS版では「Pomodoro」120円。ミニマリズムなデザインがかっこいい。

タイマー設定は強制開始が良い

アプリによっては設定でいろいろ調整できるけど、一点だけ個人的に注意したいことがある。
それは、次のサイクルへは「強制開始」にするということ。
任意のタイミングで開始するようにすると、休憩がどんどん長引いてダラけてしまう。
学校のチャイムのように不可避にすると、体は自然と仕事に戻れる。

とはいえ、体調が悪くなったり明らかにしんどくなったら、タイマーを止めて休もう。
あくまで生産性を向上させるためのテクニックであって、あなたに強制労働を強いるものではないのだから。