踊る犬.netブログ (旧)

自分が実際やってみて成長できたなぁと思うこと

アプリを一人で作りたい人向けです(たぶん)。
あくまで個人的にやってよかったと思うことなので、参考まで。

OSSプロジェクトをフォークしてアプリを作り始める

フルスクラッチでアプリやサービスを作ろうとしているなら、自分の好きな技術スタックと共通している(出来るだけ著名な)OSSプロジェクトをフォークして始めるのはオススメです。
OSSのソースコードをなんとなく読むよりずっと学習効率がいいからです。
実用されてある程度くすんだものは、実際的なノウハウがより沢山詰まっています。
これは開発効率というよりは、盗める質と量が多いアプローチかもしれません。

一つやる際の注意点です。
要らないコードが沢山入っている状態から始めることになりますが、それらを削除するのは後にしてください。
実装に困った時の参考にするためです。
充分に身についたと思ったら、一気に削除しましょう。

OSSに何でもいいから貢献する

気に入らない点があればissueを立ててみたり、プルリクエストを送ってみたり、質問をしてみるのは最高におすすめです。
もちろん、自作のライブラリを公開することも。
わざわざ僕が言うまでもありませんね。

ではなぜわざわざ書くかというと、しばしば「恥ずかしい」とか「自信がない」という人がいるからです。
その気持ちはよく分かります。僕もそうですから。それは普通なことです。
人生は不条理です。うまく行く確証なんてひとつもありません。
だから、その「失敗したらどうしよう」という気持ちを一旦そのままにして、「向上したい」気持ちを優先してみましょう。
それが不条理と向き合う唯一の方法だからです。

凄い人とどんな形でもいいから絡んでいくと、沢山学べます。

英語でアプリを作る

もしサービスを日本人向けに限定する必要がないのなら、ぜひ英語版に対応させましょう。
TOEICが600点前後しかなかった僕にも出来ました。
しかも馬鹿にされるどころか、とても良いレビューをユーザさんからもらうことが出来ました。

カタコトの日本語はとても違和感がありますが、英語圏の人はBroken Englishに慣れています。
多少変でも受け入れる風土があります。
日本人はテレビなどで下手な英語を笑う風潮がありますが、外国ではそんなことありません。
あなたの英語がテレビで芸能人のネタにされる心配はほぼ無いでしょうから、笑われることは気にしなくてもいいでしょう。

外国人から問い合わせをもらったらラッキーです。
ユーザサポートは嫌でも返信しなければならないので、強制的に英語力が向上します。

英語でプログラミングを教える

英語でアプリを作ってユーザサポートとかこなした結果、文字でのコミュニケーションに自信が付きました。

自分の場合は海外の仕事が欲しいので、次に技術的な英会話の練習になる場を作ろうと思いました。
プログラミングを外国人に教えるという試みは大正解でした。
相手はプログラミングを学びに来ているので、言ってみれば時間を投資しているわけです。
もうこちらが綺麗な構文や発音にこだわっている暇はありません。
とにかく伝えようと必死になれます。
「あの時はこう言えばよかったんだ」というような失敗の積み重ねが効率よくできました。

しかも上手く行けば外国人と友達になれるので、英会話の必要性を増やせます。

ちなみに英会話スクールは時間とお金の無駄なので僕はやった事がありません。

まとめ:新しい試みを自分の現活動に紐付ける

社会人になると忙しいので、ゆっくり座学していられる時間があまり取れません。
なので、何をするにも一石二鳥を狙って新しい試みを取り入れていくようにしています。

成長とか意識高いこと言っちゃってますが、どれもこれも好きでやっているので楽しいです。
だから、「しんどいけど楽しい」ことを活動に取り入れていけば、気づいたらいろいろ出来るようになっている気がします。

参考になれば幸いです。