シャンゼリゼ通り沿いのドラッグストア
シャンゼリゼ通りを歩いていて見つけた、面白そうなドラッグストアに立ち寄ってみました。
ドラッグストアと銘打っていますが、書店や映画館、ブラッセリーなどが入った複合商店になっているようです。
Publicis Drugstoreという名前で、エトワール凱旋門からすぐ近くのところにあります。
そこで見つけた風刺マガジンが面白かったのでご紹介します!
風刺マガジン『SATIRE HEBDO』
フランス語がわからなくても楽しめる雑誌無いかなとうろうろしていたら、見つけました。
『SATIRE HEBDO』(直訳:SATIRE WEEKLY、週間風刺)、2.9ユーロ。
開いてみると・・
風刺画のイラストが散りばめられています。
なんかねずみの著作権が心配になるキャラクターに扮した人が早速うつりこんでますけど笑
ジョブズの幽霊
個人的にツボだったのが、この幽霊ジョブズのイラストです。
FBIが調査のためのバックドアをiPhoneに設けろとAppleに対して要求している件の記事です。
そこはTim Cookじゃないのか!と思いましたけど。笑
ジョブズが言っているのは・・
「PAS TOUCHE!(触れるな!)」
「L’i-TERRORiSME est UNE MARQUE PROTéGée.(The terrorism is a protected trademark. / テロリズムは保護された商標ですwww)」
テロ行為をまるで擁護しているかのような書き方ですね。まさに風刺。
個人的にはバックドアはすぐに暴かれて意味がなくなるので、Appleの方針が正しいと思いますが・・。
下ネタが多い
至るところにち◯こが出てきます。
平和を知らない人たち
テロネタです。英語に訳してみましょう。
“paix” – “Peace”
mot inconnu des talibans – unknown word Taliban
“qu’est-ce que ça peut bien vouloir dire?” – What can it mean?
“je crois que c’est le vent qu’on fait, aprés avoir mange des fayots!” – I think it is the wind that is, after having eat baked beans!
タリバンの人々は平和という言葉の意味がわからなくて、屁か何かじゃないかと話している、という風刺でした。
彼らにとっての平和の定義が我々と大きくズレていることへの示唆ですかね。
平和に対する齟齬が是正される時は、いつか来るんでしょうか。
直近の世相がなんとなく分かる
言葉が分からなくても、フランスでの時事への態度がなんとなくわかった気がしていいですね。
ぜひ見かけたら手にとってみてください!