物件より営業マンに注目する
最近引っ越そうと思って、いろいろ物件をネットで眺めていました。
でも、引っ越しの経験が物心ついてから一度しかない僕は、どうやったらいい物件にありつけるのかよく分からず。
ふと、以下の記事を見つけた。
物件の前に、親身になって探してくれる親切な担当者をまずは探しましょうという話。
コンテンツを探しているのでついコンテンツに目がいきがちだけど、コンテンツを引き当ててくれる「人」に注目するという考え方になるほど、と思った。
不動産屋なんて、結局取り扱っている物件は似たり寄ったりらしいし。
方法としては、単に沢山の不動産屋に問い合わせるだけです。
まだ物件は決定していないけど、不動産屋によって対応が全然違って面白かったので、中間報告的に書きます。
問い合わせる準備
まず、どのような手順で問い合わせたのかを説明します。
上記のページと同じになって恐縮だけど、以下の事を僕もしました。
それで、家賃の相場などを鑑みつつ、以下のような項目の希望条件を出して行きます。
最寄り駅
- 新宿
- 代々木
- 代々木上原
- 大久保
必須
- 家賃10万円まで
- 2階以上
- 風呂・トイレ別
- 駐輪場
- インターネット接続
あったらいいな
- 日当たり良好
- 鉄筋コンクリート
- オートロック
- 独立洗面台
メールを連射する
SuumoとかHome’sの各物件のページには、掲載会社の情報があります。
その会社・店舗名で検索して、出てきたホームページから問い合わせします。
電話番号は、項目が必須の場合は「080-0000-0000」などと打ちます。
効率的な賃貸物件の探し方 に書いてある文面を真似して問い合わせます。
以下の条件で物件を探していただいて、条件に合う物件がございましたらメールの添付ファイルにてデータを送ってください。もし御社からいい情報を頂けましたらその後伺わせて頂きたいと考えております。(以下条件を羅列)
一次返信の傾向
20社ほど問い合わせてみました。反応はバラバラでした。
基本的にみんな機種依存文字を使いまくりです。
Windowsの雰囲気をひしひしと感じました。
返信内容とその割合を、良かった順に紹介します。
A【1件】快活な自己紹介・いくつかの物件紹介+オススメ理由
「!」や「m(_ _)m」といった文字を使っていて、愛想の良さを感じます。
資料に載っていない補足情報が本文に書かれていて、親身さを感じました。
B【4件】丁寧な自己紹介・いくつかの物件紹介
Aに補足説明がないもの。
C【8件】堅い自己紹介・機械的な物件紹介
事務的な対応。
メールならこんなもんか?と思ってしまう。
D【1件】自己紹介なし・物件情報なし・条件の質問
「築年数」と「駅からの距離」を聞かれました。
E【2件】名前の漢字を間違う
僕は「タクヤ」なんですが、タクの漢字を間違えられました。
仕事が粗そうな印象を受けました。
F【1件】とりあえず電話くれ
メールは嫌だそうです。
G【2件】返信なし
24時間以内に返事がありませんでした。
H【1件】?????
意気揚々とメールを開いたら、本文が「text message」でした。えっ。
メール表示を「プレーンテキスト」にしていたのが原因でした。
HTML表示に切り替えたら、物件情報が表示されました。
二次以降の返信の傾向
上記のなかからいくつか返信しました。それに対する返信の傾向を列挙します。
A-1 的確な回答・快活
とにかく元気いっぱいに答えてくれました。
この時点で信頼感が出てきます。
B-1 テンション低めの回答
あんまりいい物件がなかったからか、申し訳なさが文面から感じました。
B-2 返信なし
まさかですが、途切れました。切ない。
お休みでしょうか。
C-1 物件情報の連投返信
その機械的な挙動から、もしかすると、中の人などいないのかもしれません。
結論
「とりあえずお店に入らなくてよかった」
これに尽きます。
ここまで対応に違いが出るとは思わなかったです。
対応の良いいお店が見つかったので、そこにお伺いして相談しようと思います。
今後は、こういったお店ごとの応対の善し悪しの評価も「食べログ」みたいにネットに広がる事でしょう。
みなさんも試してみて下さい。