調べてみるとどうやらオールドレンズという、ある種「性能の悪い」レンズを使うと出来る表現らしい。
レンズのとらえた光が乱反射して発生するボヤッとした映り込みや逆光の映り込みは一般的にタブーで、写りを悪くしてしまう。
最近のレンズはこれらゴーストやフレアを抑えるよう上手く出来ているから、ほとんど発生しない。
でもこの写りの悪さが味のある表現として使われることがある。
それが上のような写真。上手くボヤけが活かされている。
こういう写真を自分も撮りたい。そのためには、どうやら別のレンズを使う必要がありそうだ。
Leica Typ113のレンズはやわらかくて、でもメリハリのある表現をしてくれる。ゴーストもフレアもほぼ起きないので、同じ表現は出来ない。
残念ながらレンズ一体型だから、レンズだけ交換は出来ない。
なので、もう一個カメラも買う必要がある。ちと予算がキツイな。
上記写真を撮った人がレンズを紹介してくれていた。下記のロシア製レンズを使っているらしい。
[amazonjs asin=”B01BBYED42″ locale=”JP” title=”HELIOS-44-2 NIKON 2/58 ロシアレンズ”]
中古で6,000円程度か。
写真のサンプルを見ると、ボケがぐるぐるしていたり、かなりクセの強いレンズだ。面白い!
こっちの紹介ブログでぐるぐるボケが詳しく紹介されている。
なるほど、レンズって面白いな。
来年検討してみよう。
RAWデータというのはカメラがとらえた光の情報をそのまま未加工で保存したデータのこと。
普通はJPEG形式で保存されるけど、このJPEGデータというのはカメラが自動的に色調補正処理などを施した後の画像データなので、光の情報は含まれない。
だから、JPEG形式の場合データサイズが小さくて扱いやすい代わりに、情報が削がれているので補正出来る幅が小さい。
とは言うけども、ぶっちゃけそんなのあんま変わらんでしょ?と思ってたけど、大違いだった!
まじで、Exposure(露出)の値をいじるだけでも、全然変化が違う!RAWデータは本当に光の量を変化させている感じ。それに対してJPEG形式では単に画素をいじっているだけという感じ。ん〜言葉では伝えにくい・・。
ちゃんとした説明はAdobeのページが分かりやすい:
ちなみに自分はライカを買った時にバンドルされていたAdobeのLightroomを使っている。
つまみを適当にいじっているだけで楽しい。
RAW現像の楽しみを覚えたので、また撮るのが楽しくなった。
これからも積極的にライカさんを持ち歩いて撮って行きたい!!
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
500pxというサイトで写真を掲載しているのでよかったら見てね:
]]>こういう事をしてるからか否かは分からないですが、カメラを持つと見える世界がなんとなく変わるんですよね。
視界の粒度が上がるというか、知覚のモード(パーセプション)が切り替わる感じ。
これってみなさんはどうなんでしょうか。
こういう知覚のモードが切り替わる瞬間って他にも挙げられます。
プレゼンでどういう話の順序がいいか考えたりプログラミングをしているとき、脳内に流れるのはイメージよりも言葉が優位な感じがします。
「あっ、そこは違う」「これはこっちの方がいいな・・」っていう言葉をまるで漫画の吹き出しのようにはっきり脳内で喋ります。
逆に絵や曲を奏でるときは言葉よりイメージが優位。音で考えて線で紡ぐ感じ。
「タラリラリラリ」「ズンチャッツクタン」みたいな。無理やりオノマトペにしてみましたが。笑
つまり自分の今行っている物事によって自分の知覚モードが変わるのです。不思議ですね。
昔からこの現象を勝手に「右脳モード」「左脳モード」と呼んでました。
人によっては本を読む時に頭の中で「声」が聞こえる人と聞こえない人がいるらしいですし、多くの人にありえそうです。
これに関連してMITで面白い研究があります。それは世界を全て絵のパレットにしてしまうプロジェクト「I/O Brush」です。
これを持てば、世界の捉え方が確かに変わりそうです。
カメラも同じように、世界を自由に切り取る道具と言えるので、持った瞬間にパーセプションが変わるのもうなずける気がします。
こういう自分の中で不思議に思う感覚って他にもあるんですけど、人に話してみると割と個人差が大きいみたいで面白いです。
それについては、また次の機会に。
Leica X Typ113。ビックカメラ楽天市場店に在庫があったので通販で購入。
もちろん、事前に直営店に行って見て触ってからの判断でした。
お値段は定価の274,960円(税込み)。ああ、一生モンです。
ちなみにこれは一眼レフではなくコンデジです。一眼独特のカシャ!という音は鳴りません。
単焦点レンズが搭載されていて付け替えは出来ません。まるで全てが高い統合性のもとにアセンブルされたApple製品のようなイメージです。
一年使ってみた感想や今後買う人の参考になりそうな事をまとめたいと思います。
以前は大学時代に買ったCanonの中古の安い一眼レフを使っていました。
それでもなお、オートフォーカスの性能はTyp113よりもその古いカメラの方が高い印象。
ライカはもともとレンジファインダーカメラで有名な会社で、デジタルカメラとしてはかなり遅れています。あまり良い言い方ではないけど、ブランド力に支えられている会社。
Canonは市場で初めてデジタル一眼レフカメラを発売した会社ということもあり、性能を重視するなら個人的にはそちらをお薦めしたい。
もちろん、肝心の写りに関してはTyp113も文句無いです!
でも不思議なことに、このカメラは持ち歩くだけで楽しい!
デザインに惚れて買ったところがあるので、そこは大満足。
旅行に行くと、カメラが好きな人に「ライカですか?いいですね」ってよく話しかけられます。
そういうコミュニケーションのきっかけになってくれるのも、醍醐味の一つです。
− お茶屋さんの暖簾
買った次の日、早速引っさげて街に出かけました。
ところが、鞄の上から提げていたためか擦れて液晶の画面に傷が付いてしまいました。
どうやらスマホのような堅牢さは無いようです。。
フィルムが売っているのでそれを買いましょう。
[amazonjs asin=”B00POQ8YJY” locale=”JP” title=”ETSUMI 液晶保護フィルム プロ用ガードフィルムAR LEICA X typ113/VarioTyp107専用 E-7253″]
今年の冬にフランスに行ったんですが、その時に気づいたらしぼりのつまみが取れてしまっていました。ショック。
修理費は確か6000円ぐらいかかりました。。
首からの提げ方が悪いのでしょうか。
− 友人宅の飼い猫
一眼レフって大きいし重いから、ちょっと出かけるだけという時に持って行く気があまり起こりません。
でも、Typ113はオシャレだから持って行く気になれる。持ち歩いてると撮りたくなる。だから続けられる!
趣味のなんちゃってフォトグラファーの僕にはこれが合ってるみたいです。
いろいろ構図とか勉強したいなぁ。
− 金魚すくいに興じる子どもたち
以上、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
Instagramにライカで撮った写真を上げているので、よかったらご覧ください。笑
]]>
Leica Typ113には標準でカブセ式のレンズキャップが付属している。
レンズを守ってくれるのでありがたい一方、撮る時にいちいちはずさなければならない煩雑さのデメリットがあった。
今月中旬からパリへ旅行するため、現地ではフタを意識せずすぐに写真が撮れるよう剥き身で使いたい。
そこで、レンズフィルタを買ってみた。今回買ったのは
MARUMI カメラ用フィルター EXUS レンズプロテクト 43mm。
このレンズを選んだきっかけは、こちらのブログ(Leica X typ 113 保護フィルター – 旅とレンズ)でオススメされていたから。
価格と機能性が最もバランスがよく、高透過率・反射防止・撥水・防汚・帯電防止に優れているとのこと。
購入時価格は3,654円。Leica X Typ 113に適合するフィルター径は43mm。
フィルタには上写真のようにケースが付属していたので、移動時は標準のレンズキャップを付けておき、現地でフィルタ装着という使い方が安全だと思った。
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
フィルタ装着前。
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
フィルタ装着後。
これで存分にパリの街並みを撮ることができるぞ。
]]>