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PhantomJS 1.9.xでウェブフォントを使う方法

ヘッドレスブラウザのPhantomJSはWeb fonts未対応

Web fontsは昨今とても一般的に使われるようになった技術です。
例えば、Twitter Bootstrapfont awesomeなどで、いわゆる “Glyphicons” として使われることが多いように思います。

PhantomJSというGUIを持たないブラウザがあります。
このブラウザは、ウェブサービスのフロントエンドのテスト自動化にとても便利なツールです。
JavaScriptで自動化のための処理を記述できて、スクリーンキャプチャも出来てとても便利です。

Web fontsに対応させることは出来るが再ビルドが必要

しかしながら、現行の1.9.xではWeb fontsに対応していません。
理由は、WOFFファイルにPhantomJSがまだ対応していないためです。
Web fontsを有効にするための手順 がありますが、PhantomJSをビルドしなおす必要があります。
ビルドは結構時間がかかり、大変です。

ビルド済みWeb Fonts対応版PhantomJS

PhantomJS with Webfonts Support – Binary Build – Arunoda Susiripala – Web Geek というサイトでは、ビルド済みのWeb Fonts対応版PhantomJSを公開しています。バージョンは1.9.0のようです。

ビルド済みのWeb Fonts対応版PhantomJS 1.9.0をダウンロード

作者に感謝しつつ、使いましょう!